猫は虫歯にならない!?歯が黒いのは何?

あくびをして大口を開けている猫の口の中を覗いた時に、奥歯に黒い線を目にすることがあります。

 

歯が黒いということは人間だと虫歯と考えられますが、実は猫の歯は虫歯にならないのです。猫の歯は虫歯にならないのかというと、それにはちゃんとした理由があります。

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猫が虫歯にならない理由

1つ目は歯の形で、本来肉食の猫は食べ物をハサミのように上下の歯を使い切り裂いて食べます。噛み砕いたりすり潰したりする必要が無く、人間や犬と違って奥歯も尖っているのです。

 

その為、複雑な凹凸が奥歯にあるわけではないので、食べかすが残りにくく人間と比較して虫歯になる可能性がかなり低いのです。

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2つ目は猫の口内環境で、人間はpH6.5~7.0の弱酸性の口内環境なのです。それと比べて、猫はpH8.0~9.0のアルカリ性の口内環境になっています。

 

これが最も重要なことで、アルカリ性の環境では虫歯菌が繁殖することができないため、猫の口内環境では虫歯になることがないのです。

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3つ目は甘味を猫の舌は感じないということで、その為に、ほとんどの猫が甘いものに興味がないのです。

 

甘いものは虫歯の大きな原因になりますが、興味が無いためほとんど食べることがありません。その結果として虫歯になる猫がいないのです。

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猫の歯にある黒いのは何?

このように猫は虫歯にならないと考えられるのなら、先に触れたように猫の歯に見られる黒い線は何なのでしょうか?

 

まず考えられるのは、何らかの原因で歯が欠けてしまった部分が黒ずんで虫歯のように見えてしまうことがあります。

 

その為、飼い主が虫歯と勘違いをして動物病院へ治療を受けにいくこともあるのです。

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もうひとつ歯に黒い線が見える原因として考えられるのは、歯石がついているということで、これは大きな悪影響があるので注意が必要です。

 

通常、歯石は付いてすぐは薄い黄色なのですが、そのまま放置した状態でいると茶色っぽくなったり、場合によっては黒くなったりすることがあります。

 

この歯石が黒い線に見えて虫歯と勘違いしてしまうのです。ただ問題は歯石をそのまま放置していると歯肉炎になって、症状が進行し悪化すると歯周病になってしまいます。

 

歯周病になってしまうと歯が抜けてしまうことがありますし、歯周病菌が血液の流れに乗って全身に廻ってしまうと、様々な臓器に悪影響を及ぼすこともあるのです。

 

このように歯周病が進行してしまうと恐ろしい病気の原因になるので、歯石が付着していることを安易に考えないことが大事です。

 

猫は虫歯にはならないけれど、歯肉炎や歯周病にはなりやすいと認識して、何かいつもとは違った行動が見られる時には、早い段階で動物病院を受診するように心がけることも大事です。

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