猫の多頭飼いの注意点は?餌やりやトイレの数はどうする?
猫の多頭飼いの注意点としては様々あります。
とくに注意すべきことは餌やりの方法とトイレの数です。ほかにも注意することがあるので参考にしてみてください。
多頭飼いのときの餌やりは?
多頭飼いの餌やりですが、一緒に生活している猫の体型や年齢などが近い場合には、特別な食事管理は必要なく、共通の餌を与えるだけでいいでしょう。
ただし場合によっては、それぞれの猫で与える餌の内容や量を変える必要がある時は、餌やりの方法に注意が必要になります。
特に、とても食いしん坊で他の猫の餌まで横取りして食べてしまうような場合です。
餌を与える場所をそれぞれ別にする、餌を与える時間をずらす、猫が残した餌に関しては早めに片付けるなど、いろいろな工夫が必要です。
餌やりは猫の健康管理にもつながることなので、適切な対応をとるように心がけることです。
また、水を飲める場所は猫を飼っている数プラス1つは用意しておく必要があります。猫が水をあまり飲めない状況は尿石の原因になるなど問題です。
出来るだけ、多く水飲み場は用意してあげましょう。
多頭飼いのときのトイレの数は?
多頭飼いのトイレの数は、基本的に猫の頭数にプラス1つと理解しておく必要があります。
猫はマーキングする習性があって、自分の臭いによって縄張りを意識しますし主張するので、それぞれにトイレが行き渡ると猫も安心してトイレを利用できます。
時には1つのトイレを数頭で使用することもありますが、あくまでも1匹に1つプラス1つというのが基本ということを認識しておくことです。
それから、1つのトイレを数頭で利用している場合には、どうしても早く汚れてしまうので、トイレ掃除や砂の交換などはこまめに行うように心がけると良いです。
またトイレが使用しにくいなど、気に入らないことがあるとストレスになったり、原猫同士が喧嘩になることもあります。
トイレについては平等な環境にしてあげることも大事です。
猫を多頭飼いするときの注意点
その他に注意することとして、性別・年齢・血のつながりなどによって、相性が良い場合と悪い場合があることを理解して組み合わせを検討することです。
組み合わせが悪くて常に喧嘩をしていたりいじめがあったりしては、飼い主にとっても猫にとっても良い結果にはならないのです。
新しく猫を迎え入れる時も注意する必要があり、先住猫と新しい猫の双方が馴染める環境にしてあげることが大切です→→猫を多頭飼いするときの相性は?
それ以外の注意点として、多頭飼いする際には事前に去勢手術をしておくことが大事と認識しておくことです。
実は一頭でも去勢手術を受けていない猫が存在していると、縄張り争いやスプレー行為などの問題が起こることになります。
そうしたトラブルをなくするためにも、去勢手術が受けられる年齢になった時には早めに実施しておくことも必要なことです。
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