猫にも虫歯はある?猫の虫歯の症状は?放置しても大丈夫?

猫の歯の病気は多いのですが、虫歯ってあるのでしょうか?

 

どんな症状が出るのでしょうか。また、放置してしまうとどうなってしまうのでしょうか。

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猫には虫歯が無い?

人間の口内はpH6.5~7.0の弱酸性ですが、猫の口内はpH8.0~9.0でアルカリ性なので、虫歯菌が繁殖できる環境ではないので、猫には虫歯がありません。

 

また歯の形も関係していて、猫の歯は鋭くとがった形になっていますし、上下の歯がハサミ状に互い違いのギザギザの形に合わさります。

 

その為に、人間の歯のようにくぼみの部分に菌が溜まることがなくて、菌が繁殖しにくいことから虫歯というものがないのです。

 

しかし、虫歯がないのなら猫の歯は安心と考えるのは間違いで、虫歯とよく間違えられる症状として歯頸部吸収病巣(しけいぶきゅうしゅうびょうそう)や歯周病などがあるのです。

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猫の虫歯に似た症状がある?放置すると?

人間も虫歯以外に口内の病気がいろいろとあるのと同様に、猫にも口内の病気がたくさんあって、それらを虫歯と勘違いされることも少なくありません。

 

その中でも代表的な存在であり恐ろしい症状を引き起こすのが歯周病で、3歳以上の猫の8割はこの歯周病にかかっているといわれます。

 

そこで、虫歯と勘違いされてしまい猫に多く発生する歯周病とは、どのような症状が見られて、放置しておくとどのような症状を引き起こすのか知っておく必要があります。

 

歯周病の初期症状は歯肉炎で、歯の根元に炎症が発生して赤くなったり腫れたりして、悪化すると少しの刺激でも出血してしまうことがあります。

 

そのまま歯肉炎の症状を放置していると、歯肉の炎症が深くなって酷い痛みを感じますし、炎症が進行することで歯を支えられなくなってグラグラと歯が動くようになります。

 

また、歯茎のあたりから、細菌によって歯を溶かしていってしまう吸収病巣が広がっていきます。これも放置しておくと、歯が完全に溶けて無くなるという状態まで進行することがあります。

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さらに進行して歯の根元や骨まで進んでしまうと、痛みがひどくなって食べることなど日常生活に支障を及ぼすことになります。

 

そして、それ以上に目や全身に症状が発生することもあるのです。

 

このように、猫に発生する歯周病は健康に大きく関係してくる怖い病気なんです。

 

ちなみに、歯周病を予防・治療することなく放置してしまうことで引き起こす病気としては、外歯瘻(がいしろう)・内歯瘻(ないしろいう)・口鼻瘻管(こうびろうかん)・歯肉口内炎・全身性の疾患などがあります。

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歯周病菌が骨まで溶かしてしまうことで発生するのが外歯瘻と内歯瘻です。

 

口と鼻の間の骨を溶かして穴が開くことで口と鼻の間が貫通してしまうのが口鼻瘻管です。

 

歯茎以外に舌・唇・上あごなどに炎症が発生して激しい痛みを伴うのが歯肉口内炎で、痛みが起こることでよだれが出て、それを前足でこすってしまうので顔がひどく汚れてしまうのです。

 

歯周病で口内に細菌が溜まると、その細菌が血液の流れによって全身に廻り、心臓・腎臓・肝臓など全身の疾患を起こす原因につながることも考えられます。

 

猫の歯の症状を放置しておくと、どれも日常生活が送れなくなってしまい、命に関わる危険なものが多いです。猫の歯に異常を見つけたら、病院へ行くようにしましょう。

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