猫がこたつから出てこない!実は危険!注意することは?
猫は暖かいところが好きなので冬はこたつに入りたがります。ただ、長時間中に入っているのは危険なことなので注意する必要があるんです。
猫がなかなかこたつから出てこないときには、どんな危険があるのでしょうか。どう注意すればよいのか紹介していきます。
猫がこたつに入って危険なこと
こたつの中に長時間入っていると酸欠状態になることがあります。酸欠になっていると、出てきたときにふらふらしています。
たいていは苦しくなると自分から出てきますが、眠ってしまってそのまま死んでしまうこともあるので注意が必要です。
また、練炭こたつを使用している場合は長時間中に入っていると一酸化炭素中毒になる恐れがあります。
そのまま眠って死亡してしまうこともあり大変危険なので、定期的に出してあげるようにします。また、布団を少し持ち上げて空気が通るようにしておくと防ぐことができます。
万が一一酸化中毒になってしまったら一刻も早く病院へ連れて必要があります。
また、猫が低温やけどになったり脱水症状になることもあるので注意が必要です。温度はできるだけ低めに設定しておきましょう。
掛けてある布団の一か所をめくっておいて中が暑くなりすぎないようにしておきます。
万が一脱水症になってしまったときは、水分補給が必要なのですが、大量に水を飲ませるとショック状態を起こすことがあるので、薄めたスポーツドリンクを少しずつ飲ませます。
脱水症状になっているときは、猫の背中の皮膚をつまむとそのまま、つまんだ形が残ってしまうのですぐにわかります。
猫は毛におおわれているので、熱さを感じにくく、気づかず低温やけどになってしまうということは結構多いのです。長時間こたつに入っているようだったら、かわいそうかもしれませんが、1度外に出すようにしましょう。
また、別の危険としては熱中症があります。熱中症になるとふらふらしたり呼吸が荒くなりぐったりします。
熱中症になりやすいのは温度が30℃以上、湿度60%以上の状態が続き風通しが悪い場合です。こたつの中の温度は30度を超えることもあるので、猫が長時間中にいると熱中症になる可能性があります。
温度を低く設定して空気が流れるようにしておく必要があります。
もし、熱中症になってしまったら水で濡らしたタオルや保冷剤で体を冷やしてあげます。それから十分の水分を与えるようにします。
また、センサーも猫に悪影響を与えることがあります。たいていは問題ないのですが、好奇心の強い猫がセンサーを長く見続けると目が乾燥をしたり、角膜炎をおこすことがあります。
このようにこたつは猫にとっては危険な場所になり得るので、他の暖房器具を準備してあげることもできます。
最近はペット用のホットカーペット、ホットヒーターや湯たんぽなども販売されているので、こたつの代わりの暖房器具として準備することもできます。
安全そうなこたつでも事故が起こることがあるのは忘れないようにしましょう。猫がこたつに入っていたら、すーすーしてしまうかもしれませんが、少し持ち上げて風が入るようにしておきましょう。
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