猫の寄生虫の種類と症状は!?駆除する薬は?

猫に取りつく寄生虫には数多くの種類がありますが、代表的なものをいくつか症状と薬について紹介していきます。

 

猫の寄生虫は猫回虫、猫鉤虫、瓜実条虫、マンソン裂頭条虫などがあります。この他にトリコモナスやコクシジウムなどの種類が知られています。この中でも日本の猫がかかりやすい寄生虫病は、回虫と鉤虫、瓜実条虫の3種類と言われています。

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完全な室内飼いの猫の場合には、あまり心配はありませんが、外出する猫は常にこういった寄生虫に感染する危険があります。

 

猫は好奇心旺盛な動物で、外に出たがり、いったん外に出るようになると毎日のように外出をせがむようになるので寄生虫対策として室内飼いにしてしまうというのも一つの手です。

 

また、拾ってきた猫にすでに寄生していることもあるので、糞便検査しておいたほうがいいでしょう。

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猫回虫

回虫症にかかると、食欲不振や下痢などの症状が出ることがあります。腹痛や腹部のふくらみといった症状も出ることがあります。子猫の場合には発育不良を引き起こすことがあります。

 

嘔吐物や糞便の中に5~10センチの細長い白い虫が入っていれば猫回虫の可能性が高いです。

 

回虫症の詳細はこちらの記事へ⇒⇒猫の回虫症ってどんな症状が出るの?

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猫鉤虫

鉤虫は小腸に寄生して、腸壁から血を吸って栄養分を猫から吸収します。鉤虫は猫同士の接触で寄生することが多いですが、土の中にいたりして、そこを歩くことで皮膚から侵入してくることがあります。

 

また、妊娠中の母猫から子猫へ胎盤感染したり、母乳で感染してしまう寄生虫です。

 

鉤虫に感染した場合には、症状の程度によって違いますが、生後1週間くらいの子猫に感染すると、2週目に入ったころから急に下痢や粘血便などの症状が出ます。極度の貧血になることもあり、最悪の場合ショック死します。

 

それ以外の子猫では食欲不振や体重減少などがあります。腹痛があるため、まるまった姿勢を取りたがります。成猫では、慢性的な貧血となり、体重が減少するごか、毛のつやが悪化します。

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瓜実条虫

瓜実条虫は重篤なケースに至ることは少ないと言われていますが、肛門周辺を壁や地面にこすりつけたがり、しきりに肛門周辺を気にして舐めるようになります。また、下痢や食欲不振、体重の減少が見られることもあります。

 

猫のお尻に周りに小さい白いゴマ粒がついていたら、瓜実条虫の身体の一部です。ノミが媒介する寄生虫なのでノミ予防が大事な寄生虫です。

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マンソン裂頭条虫

マンソン裂頭条虫はカエルやヘビを猫が食べることで感染する寄生虫です。細長い寄生虫で数メートルまでの長さになることがあります。

 

症状としては嘔吐や下痢で、その中に細長いヒモ状の虫が見えることがあります。(我が家の猫さんも切れ切れになった虫を吐いたことがあります。)

 

駆虫薬を飲ませても結構強い寄生虫なので高容量の駆虫薬を使うことになります。

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トリコモナス

トリコモナスは猫に寄生する原虫の一種で、継続的なひどい下痢が症状です。抵抗力の低い子猫に感染して症状を出すことが多いです。

 

トリコモナスの感染経路は他の猫のウンチからです。トリコモナスが口の中から侵入することで大腸で繁殖してしまうのです。また、症状が出ないままの猫もいて、トリコモナスを保有したままの状態で過ごしていることもあります。

 

糞便検査だけでは診断することが出来ないことが多く、遺伝子検査で判明することがほとんどです。一度感染してしまうと完治させることが難しく、駆虫薬を3週間以上継続させることもあります。

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コクシジウム

コクシジウムも原虫の一種で、主な症状は下痢です。ひどくなると血便をすることもあります。症状が良く出るのは子猫で、成長すると感染していても症状が出ないもしくは、軟便くらいなことも多いです。

 

口からコクシジウムが入っていくことで感染してしまいます。原虫の駆虫薬を飲ませますが、1週間くらい継続することになります。1週間後に糞便検査をして、残っていた場合はさらに1週間継続して駆虫薬を飲ませます。

 

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駆除する薬は

駆除の方法は、動物病院で駆除薬を処方してもらって、それを投与してもらう以外にありません。猫自身が自分から治っていくことはないので、必ず飼い主が猫の様子を注意してあげて、健康状態をチェックし、おかしいと思ったら病院に連れて行ってあげましょう。

 

駆除するには、決められた分量の駆除薬をしっかり飲ませなければなりません。種類によって違いますが、錠剤であったり、首筋にかけるスポット剤であったりします。

 

身体の中では卵や幼虫の段階では薬は効かないため、薬は2回以上飲ませて、薬を投与してしばらくしたら再度糞便検査をしてもらう必要があります。

 

成虫になってからしっかり駆除します。1回駆虫薬を投与して症状が出なくなったからといって検査もしなかった場合は効いていなかった卵や幼虫が成長してから再発することになります。

 

また、瓜実条虫では条虫を駆虫するだけでなく、ノミの駆除薬を投与して、部屋をこまめに掃除していきましょう。

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