いったいなぜ!?猫が突然噛むのをしつけるには??
猫って突然に噛むことがあります。何もしていないのに噛み付いてきたり、なでていたのに噛み付いてきたりです。
猫が突然噛み付いてくるのってしつけることが出来るのでしょうか。
猫が突然噛むのをしつけるには?
まずは猫が突然噛む理由から知っておきましょう。猫が怒ったあとで突然噛むのは、2つの理由があります。
1つは感情がたかぶったときに噛んでしまう、もう1つはただ単に嫌だから追い払うために噛んでしまうといった理由です。
感情がたかぶって噛む
感情がたかぶると噛んでしまうのは、怒っているからではありません。
なでてもらっていると気持ちがよくなって、嬉しくて喜びが最高潮になったとき、つまり感情がたかぶったときに思わず「ガブッ」っと噛んでしまうということなのです。
ゴロゴロと喉の鳴らして気持ちよさそうになでられていたり、抱っこされていたのに急に噛みつかれたり、猫キックの攻撃を受けることは猫を飼っていれば誰でも経験したことがあるでしょう。
嫌だから噛む
嫌だから追い払うために噛むのは、なでてもらって気持ちはいいけど、気分が変わり、なでてもらう行為があきてしまうこともあります。
満足しているにもかかわらず飼い主が気がつかずに続けていると、猫が嫌になってしまい追い払いたくて噛むのです。
また、噛んだあとに、飼い主から離れていってしまう場合もありますが、反対にエスカレートしてしまい何度も噛んでくることもあります。
猫が嫌がっているなというのはサインが出ていることが多いです。猫のしっぽがバタバタと強く動き出しているならイライラしている可能性が高いです。
猫の行動を先読みして、しつこく触るのをやめるというのは、突然噛むことを防ぐことができます。
しつける方法は
猫に突然手を噛まれた時に手を引っ込めたり、怒るといった行動をしてしまう人が多いでしょう。これは実は逆効果であることが多いのです。
ですが、また次に手を噛まれない、噛ませないようにするには、手を引っ込めるのではなくて、反対に手を差し出すような行動をとりましょう。手を出された猫は、攻撃だと思ってビックリします。
すると、噛む動作をやめて身をひいたりします。その時に、鼻を少しポンっとたたいて「ダメ」だということを伝える飼い主を見て、ダメなことなんだと理解するようになるのです。
(ポンとたたくのは本当に優しくします。痛みを与えるという意味ではないですよ)
また、噛んだままなかなか離そうとしない時は、鼻をちょっとつまんで口を開かせ、注意するようにします。噛み付いてきたときに、大きな声でやめて!なんてのもさらに興奮させてしまうので静かに、やめさせることが大事です。
また、猫は何かを噛みたいという本能を持っているため、特に噛み癖があれば噛むのを直そうとするのは大変です。
小さい頃など手や足にじゃれさせて遊ばせていると、大きくなってからも続いてしまって、遊びで突然に噛み付いてくるということもあります。
噛む相手を飼い主の手ではなく、おもちゃなどで遊ぶようにして、小さい頃から手や足は噛みつくものでは無いとしつけるとよいでしょう。
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