猫がふみふみしない!?その理由とは?
猫がゴロゴロと喉のならしながら、ふみふみしてくる行動って可愛いですよね。
でも、中にはふみふみしない猫も多くいます。なぜふみふみしない猫がいるのでしょうか。
猫がふみふみすることを足ふみ運動と言います。この行動をする理由は、赤ちゃんの時のお乳を飲む時の名残だと言われていますが、ふみふみをしない猫もいるのです。
それは、けして飼い主を信用していないわけでも嫌いだからといった理由ではありませんので、安心しましょう。
猫がふみふみするときにどんな気持ちなのか知りたい方は⇒猫がふみふみする気持ちとは
猫がふみふみしない理由って?
ふみふみしない理由は、親離れがちゃんとできているからだと言えます。お母さんは、赤ちゃんが生後10週を超えたころからお乳を与えなくなります。
子猫がお乳をほしいと寄ってきても猫パンチや威嚇して追い払おうとします。子猫にしたら悲しい仕打ちですが、3ヶ月も過ぎれば歯も生えてきて、固形物が食べられるようになります。
人間と同じで、お母さんのお乳だけでは栄養が足りなくなってしまうので、親離れ(お乳離れ)しなければならない時期になるのです。お乳がもらえないとわかった子猫はふみふみする意味をなくします。だから大人になってからもふみふみすることがあまりないと言われています。
ですが、親離れしたにもかかわらず、大人になってからもふみふみする猫もたくさんいます。
それは、親離れする時期が早すぎた場合です。ちゃんとした時期に親離れしないと大人になってからも赤ちゃんだった時を思い出し、ふみふみといった行動をするのです。
ふみふみしない理由は他にもあり、お母さんとずっと一緒にいる場合や、長い期間お母さんと一緒にいた猫はふみふみすることがほとんどないのです。
性別でも違ってきて、オスの中でも自分が強いと思っている猫はふみふみしない場合があります。
飼い猫の場合は、避妊手術や去勢手術をしたりするので、生殖本能が失われ、オスメス関係なくより甘えんぼうになったりします。また人の性別でもふみふみしたりしなかったりします。
男の人よりも女の人という猫のこだわりもあるようで、甘えるには女の人がよかったりします。毛布と同じで柔らかいものにはするけど、堅いものにはしないということに似ています。
ふみふみをするかしないかの行動には、猫の環境や育ち方によって違ってくるということです。
飼い主からすれば、ふみふみしてほしいとかされたい気持ちはあるでしょうが、してくれない=甘えていないではありません。
猫の愛情表現は豊かでふみふみの他にも、スリスリと体をこすりつけてきたり、撫でられて喉を鳴らしたりいろいろあります。飼い主と一緒にいて幸せで、安心している証拠なので愛情をいっぱい注いであげましょう。
なるほど!
確かに我が家の猫はふみふみする環境になっていますねー。