猫はなぜふみふみしてくる?行動の意味は?どんな気持ち?
猫がグーパーを繰り返して、柔らかいものなどでふみふみすることがあります。なぜ猫はふみふみする仕草をするのでしょう。
いったい猫のふみふみの行動の意味とはなんなのでしょうか。どんな気持ちでしているのでしょうか。
猫のふみふみ行動の意味は?
それは、赤ちゃんの時にお乳を飲むときにミルクがたくさんでるようにマッサージをしていた名残だと言われています。
猫は、布団や毛布など柔らかいものに「ふみふみ」したり、何もないところでも手を「グーパー」と握ったり開いたりします。そのまま毛布を吸う猫もいます。
なぜなのか、何か意味があるのかと不思議になりますが、母猫のおっぱいを飲んでいた名残という意味があるのです。
猫はどんな気持ちでふみふみしてるの?
赤ちゃんの時におかあさんのお乳を飲む時、足をふみふみする仕草をします。お母さんのお乳を飲んでいた時と同じように気持ちがいい状態になると、前足をふみふみするのです。
柔らかくてあったかい布団や毛布は、赤ちゃんだった時の気持ちがいい感覚と似ているので、それを思い出してふみふみします。
また夢中になり、よだれを垂らしながら眠りにつくこともあります。寝ている時にもそういった行動が見られます。気持ちよくて安心している証拠です。
また、猫は温かくて柔らかいものに対してふみふみしてくるので、人のお腹や胸や腕の上でそういった行動をするということは、その人をお母さんのように慕っていることを表しているのです。
爪をだしてすることもあるので痛いですが、ふみふみをする意味には甘えたいという気持ちもあります。自分のところへきたら、甘えさせてあげましょう。
成長してもふみふみをするのはなぜ?
大人になってからもふみふみをするのはなぜかというと、適切な時期に親離れができていなかったと考えられています。
一般的にいうとこどもの猫は生後10週齢頃までお母さんのお乳を飲みます。
そして、離乳時期になると、お母さんがお乳がでないことを子供に伝えるため、厳しい鳴き声を発したり、威嚇をしたり、猫パンチをして親離れを促します。
しかし、家で飼われている猫のほとんどは生まれてから6~7週齢前後と早い時期にお母さんと離れ離れになってしまった為に、ちゃんとした親離れができていないまま飼い主のところへ行ってしまいます。
それが原因で、甘えたい時などに足をふみふみするといった行動をとってしまうのだと考えられます。
猫のこのような行動は、赤ちゃんの時の名残や甘えたい気持ちがあるときに行われます。
無理にやめさせたりする必要はありませんので、好きなだけさせてあげたい気持ちはわかりますが、毛布やセーターなどの繊維物をあやまってかじったりしてしまうと、繊維が腸につまったりしてしまう可能性があるので、注意しながら見守りましょう。
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