猫が脱走しようとする理由は?脱走したら帰ってくるの?
猫が脱走しようとしてくることってありますよね。いったいなぜ猫は脱走しようとするのでしょう。
その理由はどんなものがあるのでしょうか。また、脱走してしまった猫は帰ってくるのでしょうか。
好奇心で脱走
猫が脱走しようとする理由は様々考えられるのですが、基本的に猫は好奇心が強い動物なので、外にある何かに興味を持てば脱出を試みます。
そして、外に出たら危険が潜んでいて大変なことになるなどの不安を全く感じることなく、どんどん興味を持ったものに向かっていってしまうのです。
恐怖で脱走
また、猫は恐怖心でも脱走をしてしまうもので、猫自身の身に危険を感じるとすぐに逃げてしまいます。
特に猫は大きな音に対して恐怖心を持つもので、掃除機の音に驚いて脱走するケースも少なくないです。
びっくりしたときに、網戸が破れたなんてことがあれば、すぐに逃げ出すことが出来てしまうので、注意が必要です。
発情期で脱走
猫が脱走しようとする理由として多いのがパートナー探しで、猫は成長するとオスもメスも発情期を迎えて子供を作る相手を探すのです。
発情期を迎えると本能的に探しに行こうとするため、脱走してしまうことがあります。
居場所が無くて脱走
引越しや住宅の大がかりなリフォーム・模様替えなどをすると、猫にとっては慣れ親しんだ環境が変わるために居心地が悪くなってしまうこともあります。
また赤ちゃんが誕生したとか、新しく別の猫を飼い始めたとか、住居以外の環境変化も猫にとっては大きな影響を与えるものです。
こうした環境の変化も猫が脱走しようとする理由のひとつとして考えられます。
ジッとできる場所を探して脱走
それから猫は体調が悪い時や死が近づいている時には、人目につかない狭く暗い静かな場所を求めてしまうものです。
住まいの中に適した場所がなければ外に場所を求め脱走するのです。その為、体調が回復するとひょっこり帰ってくる可能性もあります。
脱走した猫は帰ってくる?
このように脱走の理由によっては、数日や数週間たてば帰ってくる可能性もあります。
また、犬は人につくけど猫は家につくとか、猫には帰巣本能があるといった俗説もあり、確証はありませんが家に帰ってくることは考えられます。し
しかし、外には予期せぬことも数多く潜んでいるために、帰りたくても帰れないことになってしまう可能性も考えられます。
例えば、トラックの荷台に入り込みのんびり昼寝をしている間にトラックが別の町に移動して、家に帰れなくなってしまうこともあります。
また、車・犬・聞いたことのない大きな音などに驚いてしまいパニックになって、気が付いた時には帰り道が分からなくなってしまうことも考えられます。
それから他の猫の縄張りに迷い込んでしまって、追い立てられることで遠くまで行って帰れなくなることも珍しくないことです。
このように脱走して帰ってくることもありますが、逆に帰ってこれなくなってしまうこともあるのです。
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