猫のパルボウイルス!症状は?潜伏期間は?消毒方法は?

猫の病気の1つに猫パルボウイルス感染症(汎白血球減少症)という恐ろしいものがあります。

 

今回はこの猫パルボウイルス感染症について紹介していきます。

症状、感染経路、消毒方法、治療法、人間にうつるのかなど気になる情報があれば参考にしてみてください。

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猫パルボウイルス感染症(汎白血球減少症)とは

パルボウイルスによって引き起こされる病気です。

「猫パルボウイルス感染症」は危険な病気の1つです。

 

  • 死亡率が高い⇒幼猫の致死率は80%
  • 伝染率が高い⇒ワクチンを打っていない場合、接触するとほぼ100%感染する
  • 消毒薬に強い⇒アルコールはダメ。

 

猫の病気の中でも獣医師が最も嫌う病気の1つです。

感染経路は

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原因のパルボウイルスは感染した猫の排泄物(便、尿、唾液)に触れることで直接的に感染します。

 

猫は身体をなめる毛づくろいの習性があるので、全身にウイルスがくっついていることが多いです。

そのため、抜け毛、エサの食べ残し、ケージ、食器など猫が触れるものから感染することもあります。

 

基本的にはパルボウイルスに感染している野良猫からうつることがほとんどです。

 

そこまで可能性は高くはありませんが、外で人の靴底や衣服にウィルスが付着して間接的に感染することもあるため、完全な室内猫だから大丈夫とも言えません。

パルボウイルスは非常に強いウイルス

パルボウイルスは非常に生命力の強いウィルスで、猫の排泄物と共に外界に出た後3ヶ月~1年ほどしぶとく生き残ります。

 

感染力も強く、いったん感染すると腸やリンパ、骨髄などの細胞分裂の盛んな組織でどんどん増殖していきます。

運よく感染しても症状が出ないことがあります。

 

この場合は、体内で保菌されていることがあるので、他の猫への感染源にならないよう注意する必要があります。

猫パルボウイルス感染症の症状

猫の体内に入り込み感染したパルボウイルスは、まず2日目くらいまでに咽頭や扁桃リンパ組織で増殖し、その後3日くらいまでに血液に侵入します。

 

そこから骨髄やリンパ、小腸などに到達するまでに10日間かかります。

最初の感染から2~15日間ほどが潜伏期間となり、ここから症状が出てきます。

 

症状としては発熱・吐き気・食欲減退・嘔吐・下痢・血便などがありますが、

嘔吐や下痢、血便などの症状が見られた時はかなり進行しています。

 

更に進行すると白血球が減少することから「汎白血球減少症」とも呼ばれていますが、初期の頃にはこの症状が見られません。

 

血便に至るまで病気が進行していれば、成猫でも1週間以内に死亡する確率が高くなります。

子猫が感染した場合には吐き始めて数時間で死に至ることもあります。

猫パルボウイルス感染症の治療法

パルボウイルス感染症には抗ウィルス薬がないため、感染したなら治療は対症療法しかありません。

 

  • 免疫力を高めるインターフェロン
  • 脱水症状を抑えるための輸液
  • 二次感染を防ぐための抗生物質
  • 白血球減少抑制剤の投与

 

この4つが基本ですが、あくまで対症療法であり、生存率を高めるには早期発見・早期治療しか方法がありません。

おかしいと気づいたならすぐに病院へ連れていくことが大切です。

猫パルボウイルスの消毒方法

多頭飼いの猫がパルボウイルスに感染したら完全隔離し、食器・トイレなど触れたものを消毒します。

 

アルコール消毒では効果がないため、グルタルアルデヒド系の消毒薬、もしくは塩素系消毒薬をスプレー容器などに入れ、吹きかけて丁寧に拭きましょう。

感染した猫のために使用したタオルは再使用せず使い捨てにしましょう。

 

人間にうつることはありませんが、飼い猫がパルボウイルスに感染していたなら、他の猫に接触するのだけは避けてください。

まとめ

猫パルボウイルス感染症については分かったでしょうか。

とにかく早期発見から早期治療が大事なものです。

 

外に出すことがある猫なら、ワクチンを打っておく方が安心できます。

完全な室内猫を飼っているなら、外にいる猫を触ったりしないことで感染のリスクを減らすことができます。

 

とにかく、愛猫を守るために感染経路には注意して、他の猫を触ることがあるならワクチン接種を検討してみましょう。

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