ペルシャ猫の性格は飼いやすい?抜け毛は大変?
毛並みの綺麗で優雅な猫としてペルシャ猫は代表です。
- ペルシャ猫ってどんな猫?
- どんな性格をしているの?
- 抜け毛は大変?
- 寿命はどれくらい?
- どんな病気が多い?
- ペルシャ猫の値段はどれくらい?
今回の記事では、ペルシャ猫について気になることを紹介していきます。
ペルシャ猫ってどんな猫?
ペチャンコの鼻筋に体全体を覆うフサフサとしたダブルコートの毛を持っています。
(ダブルコートとは長い毛の中に短い毛の2種類の毛をもっています。)
猫の中で最も長い毛並みを持つとされるその色にはホワイトやチョコレート、ブラック、ライラックなどがあり、中でもシルバーやゴールデンの毛並みを持つペルシャ猫は「チンチラ」と呼ばれ、人気があります。
瞳はの色はいくつかあり、サファイヤブルーやゴールド、グリーンの丸い瞳が特徴です。
その優雅な姿から「猫の王様」と呼ばれるようになりましたが、もともとはペルシャ(現在のイラン)に生息していた猫とターキッシュアンゴラとを交配させた猫が原形で「ペルシャ猫」という名前がつきました。
この猫が正式にデビューしたのは1871年にヨーロッパで開催されたキャットショーで、そのあまりに優雅ないでたちに話題騒然となったと言います。
ペルシャ猫の性格
そんなペルシャ猫の性格も、見た目どおりに優雅でおっとりしています。
元気に走り回るというよりは家の中で大人しくゴロゴロしていることを好み、マイペースでわがままを言うことも少ないです。
温和で大きな声で鳴くこともないため、日本の住宅事情に合った猫と言えるかもしれません。
しかしそのマイペースな性格ゆえに、あまりに構われ過ぎるとストレスになってしまうことがあるので、こちらから構いすぎるのは要注意です。
ペルシャ猫の抜け毛は大変
性格的に非常に飼いやすい猫とはいえ、その長くてフサフサの被毛故に毎日のお手入れは欠かせません。
本来猫は自分でグルーミングをするので飼い主がブラッシングしたりシャンプーしたりする必要は、そこまでありません。
(抜け毛の時期は、出来るだけブラッシングした方が良いです)
ペルシャ猫に関してはその毛の多さ故に猫自身のグルーミングでは間に合いません。
しかも毛が長いため飲み込んだ毛を毛玉としてうまく吐き出すこともできず、消化器官に留まって毛球症になる危険性もあります。
毎日1回は飼い主がブラッシングで抜け毛を取り除き、もつれをほどいてサラサラの美しい毛並みを保たせてあげましょう。
換毛期(抜け毛の時期)になるとそれまで以上に大量の抜け毛が出るので、シャンプーでごっそり取り除いてあげることもお勧めです。
シャンプーを嫌がるようならコロコロでとってあげることも出来るでしょう。
いずれにしてもペルシャ猫を飼うと部屋中抜け毛だらけになるので、小まめに掃除する必要があります。
ペルシャ猫の平均寿命は
平均寿命は16~18才と、猫全体の平均寿命からして結構長めです。
食事や体調管理をきちんとしてあげれば、20才まで生きてくれる可能性もあります。
とくに普段から与えるキャットフードは大事です。
栄養がしっかり摂れるものにしておくと、健康にも良いですが、毛並みもツヤツヤになるからです。
市販の安いものではなく、原料が安全で質が高い物を与えるようにしましょう。
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ペルシャ猫の病気は
ペルシャ猫に多いと言われる病気はいくつかあります。
流涙症
鼻ぺちゃの猫に多いのですが、涙が流れていく、管が狭くて詰まりやすいことがあります。
すると、目から涙がこぼれ落ちてしまうので、涙やけを起こしてしまいます。
とくべつ、食欲が落ちたりということはありませんが、見た目が悪くなり、臭くなることも。
多発性嚢胞腎
この病気もペルシャ猫の純血に多いです。
腎臓の中に小さな袋がたくさんできてしまって、腎臓の機能が低下してしまう病気です。
遺伝として出やすく、40%のペルシャ猫に発症すると言われています。
きれいなお水を、いつでも飲めるようにしておく必要があります。
ペルシャ猫の値段は
ペルシャ猫は、地域などによって変動しますが、純血種で約20~30万円くらいのことが多いです。
人気のある毛色のチンチラであれば、30~40万円くらいになってきます。
まとめ
ペルシャ猫は性格がおっとりで、飼いやすい猫ですが、お手入れは大変です。
飼い始めるのであれば、毛の対策だけは心しておくようにしましょう。
そして、おもちゃでいっぱい遊びたいという場合は、向いていないでしょう。
マイペースな性格なので、お互いが程よい距離感で生活することができます。
相手をしてほしがっているときに、しっかり相手してあげるという感じです。
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